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業界初LVDS入出力型モータードライバ新製品量産出荷開始のお知らせ

−優れたノイズ耐性とシンプルな配線による高速・長距離伝送を実現−


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Tokyo - March 29, 2016

当社は、高速インターフェースや画像処理の分野で世界をリードするミックスドシグナルLSI企業ですが、この度、業界初(注1)となるLVDS(注2)入出力が可能なモータードライバ新製品THM3561を2016年第2四半期より量産出荷を開始することとしましたのでお知らせします。

今回、量産を開始するモータードライバ新製品は、当社が優位性を持つ高速インターフェースの技術を活用して開発されました。LVDSによる差動信号を用いた入出力ができるため、ノイズ耐性に優れており、高速・長距離伝送が可能です。LVDS入出力を可能とする当社製LEDドライバ製品と組み合わせて使用することにより、モータードライバやLEDをカスケード接続(同一配線系による数珠つなぎ状の接続)またはマルチドロップ接続(配線系からの枝分かれ状の接続)することができます。複数のモーターやLEDインディケータを用いるシステムの内部配線を容易に簡素化することができます。

モータードライバ新製品THM3561を複数個接続する場合には、2ペアのケーブルのみで全てのモーター制御が可能です。これにより、配線の簡素化と省スペース化、工数を含めたコスト削減が可能です。 例えば、最長3m間隔でカスケード接続した場合、約100mに渡り、30個のモーターを2ペアのケーブルのみで制御と信号伝送が可能です。大型工作機械や工場の制御ロボット等、長距離伝送が必要なアプリケーション、両手指で30個の指関節が必要なヒューマノイド型ロボットのモーター制御などの分野でも、ケーブル配線数を抜本的に削減した、簡素なシステム設計が可能となります。

THM3561は、位置検出用センサ信号をコントローラに戻すためのシリアルインターフェースを内蔵しています。IoT (Internet of Things) の活用に伴って拡大するセンサの信号に対応したモーター駆動が可能であり、その際、部品点数を大幅に削減しながら簡素なシステムで実現することが可能です。 モーターと同様にコイルと鉄芯・永久磁石を用いた電磁機器で、電流を直線運動などに変換するソレノイドの駆動にも今回の新製品を適用できます。ソレノイドは大トルク、高速運動、高速応答が必要な機構で広く活用されており、THM3561は4チャンネルのソレノイドを独立駆動することが可能です。家電・民生機器、電子錠、事務機器、光学シャッター、高電圧対応電磁スイッチ(リレー)、工場ラインの整列・不良製品排出に必要なスーパーストローク機構、バルブ駆動、カードリーダー、自動改札機、自動販売機等の内部のソレノイドの駆動制御と内部配線を簡素化する応用が可能となります。 当社は、新製品THM3561を量産してお客様の付加価値向上に貢献するとともに、他の製品とも併せてトータルソリューションを提案しながら、継続的にお客様のニーズに応える製品開発をしていく方針です。

THM3561の特長


モータードライバ部



シリアルインターフェース部



その他


 

(注1)発表日現在、当社調べ。
(注2)LVDSは、Low Voltage Differential Signaling (小振幅差動信号伝送) の略。コンピュータなどの機器間の接続のために開発された高速データ伝送規格の一種。

ご注意:本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。

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