トップページへ戻る
業界初フルHD対応AEC-Q100準拠 デュアルリンクLVDS新製品のお知らせ


今回、当社が市場投入するデュアルリンクLVDS新製品は、THC63LVD827-Qです。AEC-Q100に準拠しつつ、幅広い車載機器で活用できるよう、−40°Cから+105°C の広い温度範囲に対応しており、アプリケーションプロセッサ(AP: Application Processor)から出力されたTTL信号の映像データをデュアルLVDS信号に変換して 液晶パネルへ高速伝送することが可能です。これにより今後の車載インフォテインメントやスピード・メーターなどを搭載したクラスターなどの高解像度化をサポートします。
Dual-Link LVDS新製品THC63LVD827-Qによるソリューション

新製品THC63LVD827-Qは、高解像度の中小型液晶パネル用デュアルリンクLVDSとしても世界最小レベルの消費電力で動作可能であり、XGA(1024×768)の解像度から、 フルHDはもちろんWUXGA(1920×1200)、QWXGA (2048×1152) クラスの高解像度パネルまでカバーすることが可能です。
当社では、今回のデュアルリンクLVDS新製品を第一弾として、AEC-Q100に対応した新製品を今後ラインアップしていく計画であり、当社の付加価値を車載市場向けに提供していく方針です。
■ THC63LVD827-Qの特長
- AEC-Q100 (Grade 2) 対応
- 動作温度: - 40°Cから + 105°C
- 柔軟なインプット/アウトプット・モード
- シングルTTL入力、シングル/デュアルLVDS出力
- ダブルエッジ・シングルTTL入力/デュアルLVDS出力
- R/Fピンによるトリガリング・エッジを選択可能なインプット・クロック
- 最大174MHzの高速動作により1080p / WUXGA / QWXGA をサポート
- 消費電力typ79.2mW WUXGA@60Hz/24bitカラー
- 小型パッケージ 7mm×7mm、72ピンTFBGA
- 1.8V単一電源(1.8V CMOS入力時)
- 1.8V / 2.5V / 3.3V CMOS入力サポート
- LVDS小振幅モードによりEMI抑制・消費電力削減可能
- PCBレイアウトを簡素化するピンレイアウト
- パワーダウンモード
(注1)発表日現在、当社調べ
(注2)LVDSは、Low Voltage Differential Signaling (小振幅差動信号伝送) の略。
コンピュータなどの機器間の接続のために開発された高速データ伝送規格の一種。
ご注意:本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。
ザインエレクトロニクス株式会社の製品は日本国内ではシリコンテクノロジー株式会社が取り扱っております。
詳細はサプライヤー紹介ページをご参照下さい。