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Raspberry PiとRaspberry Pi カメラとの接続を最長15mに延長するソリューション
THISTカメラ長距離伝送ソリューション概要
2019年2月5日
弊社取扱いベンダーであるザインエレクトロニクス株式会社との協業により、ボード型コンピュータとして世界的に普及している「Raspberry Pi」にカメラを接続する場合に、その映像を最長15メートルの長距離に及ぶ伝送を可能にするモジュール(製品名:Thist-001)を製品化しました。 本製品は、ザインエレクトロニクス株式会社とシリコンテクノロジー株式会社が提供する協業ブランドである「THIST」の第1弾製品となります。
Raspberry Piカメラ側に接続する送信用回路基板とRaspberry Pi本体側に接続する受信用回路を搭載したアドオン基板 (HAT Board) の2枚で構成されており、2枚の基板間は当社の独自技術であるV-by-One® HSで接続されるものです。従来は数10センチメートル程度の伝送距離を最長15メートルに延長でき、さらに数センチメートルの幅のFFCケーブルより細いケーブル1本での伝送ができるため、より自由なカメラ配置が可能になるものです。 小型かつ安価でありながらも高性能で自由度の高いカメラシステムを構築できるユースケースが拡大すると期待されます。
THISTカメラ長距離伝送ソリューション概要

Raspberry Piカメラ延長ソリューション
(THISTカメラ長距離伝送ソリューション)の特長
- Raspberry Pi カメラモジュール V1.3対応:
- Raspberry Pi カメラモジュール出力信号MIPI CSI-2に対応
- 基板間伝送信号方式: V-by-One® HS Standard準拠
- 信号伝送速度:1.0Gbps
- カメラ側回路基板サイズ:25mm×26mm
- Raspberry Pi側 アドオン基板サイズ:56mm×65mm
V2.1: 8MP | 動画:1080p30, 720p60, 640x480p90、 |
静止画:3280 x 2464 ピクセル | |
V1.3: 5MP | 動画:1080p30, 720p60, 640x480p90、 |
静止画:2592 x 1944 ピクセル |
アプリケーション
- 教育現場におけるプログラミング、デバイス制御学習
- 産業用途IoT
- カメラ画像AI認識システム など
THIST製品の接続方法やデモの様子、関連動画は下記
https://www.thine.co.jp/contents/channel_detail/raspberry-pi-mod-part1.html
THIST製品のお問合せは下記
シリコンテクノロジー株式会社 営業本部 営業1部 岩本 勇喜
TEL:03-3795-6461
Email:y-iwamoto@si-tech.co.jp